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経営にシリコンバレー流を持ち込んだルネサス、大変身進む

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ルネサスエレクトロニクスが英Dialog Semiconductorを買収したニュースはあまり大きな話題にならなかった。しかし、ここには日本企業がグローバル企業になれるヒントが満載されている。ルネサスは大きく変わった。もはや日立・三菱・NECの連合チームではない。シリコンバレー流を持ち込んだルネサスはグローバル企業に変わり成長路線へ舵を切りつつある。(動画あり)

SPI Free Webinar「Dialog買収に見るルネサスのグローバル化」

「Dialog買収に見るルネサスのグローバル化」

図1 SPI 会員限定 Free Webinar 今月の重要ニュース(2020年2月)


前経営者の主導によって、リストラ真っ最中だったIDTを不当な高額で買い、大きな借金を背負ったルネサス。だが、新たにルネサスを率いる若いCEO柴田英利氏はIDT経営陣の知恵を活用、ITのメガトレンド、手法を導入、素早い経営を推進している。

買収するDialogは、自身がiWatt社、Silego社など相応の企業を買収しながら成長してきた会社だ。英国に本社を置くが、以前買収した企業のオフィスをそのまま使い、ドイツ、シリコンバレーにも開発拠点を置く。AppleはPMICを自社開発するからもう要らない、と言ったものの、DialogのPMICをそう簡単には作れないことを認識し、Dialogの技術者300名と技術資産を買い取った。高い技術力を持つDialogにAppleが脱帽した格好だ。

そのDialogそのものをルネサスが買う。高い技術力を生かし、IoT・産業機器に組み込む。このセミナーではこれまでのDialog、この1年で変貌を遂げたルネサスの活動から、今回の買収を紐解く。

参考資料
1. ルネサスはDialogとの合併で成長できるポートフォリオを揃えた (2021/02/16)

(2021/03/02)

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