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JEITAの電子情報産業市場は8%成長の3.99兆ドル

JEITAの電子情報産業市場は8%成長の3.99兆ドル

JEITA(電子情報技術産業協会)が12月19日に発表した世界の電子機器とソフトウエアやソリューションを合わせた電子情報産業の市場は、2025年に前年比8%増の3兆9909億ドルになる。TSMCの熊本工場が稼働し始めているが、九州に続々半導体プロセスに使う装置や材料の企業が続々集まっている。ラピダスにEUV装置が入り始め、関連企業もEUVに備えている。キオクシアは18日、東京証券取引所の東証プライム市場に上場した。 [→続きを読む]

半導体関連企業を呼び込むアイルランド、セミコン・ジャパン2024で来日

半導体関連企業を呼び込むアイルランド、セミコン・ジャパン2024で来日

イギリスの西側にある島国のアイルランド。ラグビーやサッカーが盛んな国であるが、ここに大手半導体メーカーの工場がある。Intel Corp.とAnalog Devices Inc.の工場だ。特にIntelの工場には米国外の工場として最新工場であり、ADIの工場は1976年に設立され現在も稼働している。アイルランド政府産業開発庁(IDA Ireland)は企業誘致を活発に展開している。その企業技術部門のシニアVP(バイスプレジデント)であるAnne-Marie Tierney Le-Roux(アンマリー・ティアニー・レルー)氏(図1)がセミコン・ジャパン2024に来日、話を聞いた。 [→続きを読む]

2025年の世界半導体市場は15%以上成長〜IDCの見方

2025年の世界半導体市場は15%以上成長〜IDCの見方

世界の半導体市場は2025年に少なくとも15%以上成長する、と市場調査会社のIDCが予測を発表した。これによると2024年は19.7%と見積もっているが、25年はAIおよびデータセンターの成長に支えられて伸びると予想する。これは他の市場調査会社と同様で、AIが成長すると共にGPUなどのロジックプロセッサやHBMメモリが成長すると見る。 [→続きを読む]

【動画】2024年の半導体総括:市場・ビジネス・技術〜会員限定Free Webinar(12/18)

【動画】2024年の半導体総括:市場・ビジネス・技術〜会員限定Free Webinar(12/18)

【概要】 2024年、Nvidiaが半導体企業初の時価総額1位となりました。GAFAMを抜いて世界一の企業に躍り出たのです。TSMCも時価総額1兆ドルで10位にランクインしています。 半導体が成長産業であることを理解し、世界各国が半導体に力を入れるようになりました。 半導体の地図が変わりつつある2024年を総括します。 【日時】 2024年12月18日(水)10:00〜11:00 [→続きを読む]

製造装置・材料の展示会から半導体総合技術展に変わってきたセミコンJ

製造装置・材料の展示会から半導体総合技術展に変わってきたセミコンJ

半導体製造装置や材料の展示会であるセミコン・ジャパンが半導体総合展の様相を見せてきた。DAC(設計自動化会議)というEDA(電子設計自動化)産業がSEMIの中に組み込まれ、半導体設計と製造が近づいている。先週開催された2024年のセミコンは、海外からはIPベンダーやファブレス半導体企業なども参加するようになった。ラビダスのようなファウンドリも昨年に続き出展社側に来ている。 [→続きを読む]

STMicro、推論専用NPU集積のマイコンを量産開始

STMicro、推論専用NPU集積のマイコンを量産開始

STMicroelectronicsは、ニューラルプロセッサを集積したマイコンを製品化した。AI性能600 GOPS(Giga Operations per Second)、その電力効率は3 TOPS/Wとなっており、AI性能重視とはいえISP(画像処理プロセッサ)やコーデックなども集積したSoCライクなマイコンとなっている。ここまで高性能な画像を対象としたAIプロセッサをマイコンに組み込んだのはなぜか。 [→続きを読む]

セミコンがらみのニュースが相次ぎ、米国ではポストNvidiaで大騒ぎ

セミコンがらみのニュースが相次ぎ、米国ではポストNvidiaで大騒ぎ

先週は、セミコン・ジャパン(SEMICON Japan)が東京ビッグサイトで開かれ(図1)、新聞各紙もセミコン関係のニュースが相次いだ。14日の日本経済新聞はTSMCの熊本工場は12月中に量産開始とし、キオクシアが新型メモリへの意欲を見せた。スタートアップEdgeCortixのAIチップ、13日にはラピダスの東会長の方針や中国の需要動向などもセミコンからのニュースであった。米国ではNvidiaの次に期待されるBroadcomが話題となった。 [→続きを読む]

新たな取り組み:Willowチップ、自前開発、IBMのCPO、IBM/Rapidus

新たな取り組み:Willowチップ、自前開発、IBMのCPO、IBM/Rapidus

半導体の国際学会「国際電子デバイス会議(IEDM 2024)」が開かれた今週、新たないろいろな取り組みに注目させられている。Googleから新型半導体「Willow」の発表、量子コンピューティングの分野で大きなブレークスルーをもたらすとのこと。AppleおよびXiaomi、米中での自前半導体開発の取り組み。IBMの光でデータやりとりする新半導体実装技術、「Co-Packaged Optics:CPO」。そして2-nm半導体に向けた中核技術について、IBMとRapidusの共同開発がIEDM 2024で発表されている。目まぐるしいあらわれ方で概要すら消化しきれないが、今後の半導体業界&市場の一層の伸長&増大の新たな支えとして、それぞれの展開に注目するところである。 [→続きを読む]

世界半導体製造装置市場は26年に20兆円規模に

世界半導体製造装置市場は26年に20兆円規模に

世界の半導体製造装置市場は、2025年というよりも26年に大きく成長しそうだ。SEMIは、SEMICON Japan開催に合わせて最新の製造装置市場予測を発表した。これによると、2024年は前年比6.5%増の1128億ドル、25年はさらに7.7%増の1215億ドル、26年はさらに14.8%増の1394億ドル(20兆円強)に成長すると予測している。 [→続きを読む]