Altera、Intelからの独立でTSMCなどのファウンドリ活用も可能に

Intelの子会社ではあるが、AlteraはFPGA(現場で回路を書き換え可能なロジック)メーカーとして2024年独立した。最近、記者会見を開き、IntelだけではなくTSMCをはじめとする世界中のファウンドリを使うことをAltera CEOのSandra Rivera氏が明らかにした。Intelはパートナーの1社であるが、Alteraは独立したFPGAメーカーに戻った。 [→続きを読む]
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Intelの子会社ではあるが、AlteraはFPGA(現場で回路を書き換え可能なロジック)メーカーとして2024年独立した。最近、記者会見を開き、IntelだけではなくTSMCをはじめとする世界中のファウンドリを使うことをAltera CEOのSandra Rivera氏が明らかにした。Intelはパートナーの1社であるが、Alteraは独立したFPGAメーカーに戻った。 [→続きを読む]
LED照明など積極的に照明分野に注力してきたOSRAMと、センサやその周辺ICを得意としてきたams(旧Austria Micro Systems)は2020年7月に合併したが、その後の活動について日本ではほとんど知られなかった。ams OSRAMの CEO兼取締役会会長であるAldo Kamper氏(図1)がこのほど来日し、今後の戦略について語った。狙う分野は、自動車、産業、医療、モバイル、である。 [→続きを読む]
Nvidiaの第4四半期(4Q)における決算が明らかになった。売上額は前年同月比(YoY)78%増、前四半期比(QoQ)で12%増の393億ドル、営業利益はNon-GAAPで255億ドル、GAAP(米国会計基準)でも240億ドルとなった。利益率にしてNon-GAAPの255億ドルは64.9%にも達している。同社は7カ月連続、過去最高を記録してきたと言える。さらに次の四半期も4Q25の数字を超えると予想している。 [→続きを読む]
OSAT (Outsourced Semiconductor Assembly and Test:後工程専門の請負ビジネス) で世界トップの台湾ASE(Advanced Semiconductor Engineering:日月光投控)がマレーシアのペナン島にある工場敷地内で第5工場を立ち上げると発表した。現在の3.4倍となる340万平方フィートの工場になる。なぜいま拡張するのか。 [→続きを読む]
超低消費電力、低コストのIoTセンサデバイスを、Sigfox通信を使ってトラッキングするような応用を狙って、UnaBizが新ビジネス「Sub 0Gプログラム」をスタートした。KDDIと京セラの資金調達に成功した同社(参考資料1)が狙うのは物流の分野だ。Sub 0Gとは、データレートの低いIoTを意味する表現である。なぜか。 [→続きを読む]
全盲の方々の盲導犬の代わりになりそうなナビゲーションロボット「AIスーツケース」を日本科学未来館と次世代移動支援技術開発コンソーシアムが共同開発、実証実験を始めた。このロボットは、スマートフォンと連動させ、スマホを通して周囲の状況をイヤホンから音声で教えてくれる。ロボットの方が半歩前に出るように動き、目的地まで道案内する。 [→続きを読む]
産業技術総合研究所グループは、AIを重視したクラウドコンピュータ「ABCI 3.0」(図1)を一般ユーザーに貸し出すサービスを1月20日に開始した。このピーク性能は半精度(8ビット)で6.2 Exa Flops、単精度(16ビット)でも3.0 E Flopsと高い。AIを重視するため、NvidiaのGPUを合計6128基搭載したコンピュータとなっている。 [→続きを読む]
TSMCの2024年度(1月〜12月期)の決算が発表され、2024年の売上額は前年度比30%増の900.8億ドルとなった。これまで全ての半導体企業の年間売上額の中で史上最高である。営業利益率は45.7%と極めて高い。けん引したのはデータセンターなどのHPC(高性能コンピューティング)で、プロセス的には16nm以下の先端技術が81%も占めている(図1)。とはいえ、この金額の記録もひと月後には破られることになる。なぜか。 [→続きを読む]
セミコン・ジャパン2024期間中に、ファブレス半導体産業の先輩でもある台湾からの使節団によるセミナーがあった。「2024 AI & Semiconductor Forum」(参考資料1)と題したセミナーで、台湾国家科学及技術委員会(NTSC)が主催した。この委員会の蘇振綱(Chen-Kang Su)常務副主任委員(副大臣相当)が来日、その狙いを聞いた。 [→続きを読む]
イギリスの西側にある島国のアイルランド。ラグビーやサッカーが盛んな国であるが、ここに大手半導体メーカーの工場がある。Intel Corp.とAnalog Devices Inc.の工場だ。特にIntelの工場には米国外の工場として最新工場であり、ADIの工場は1976年に設立され現在も稼働している。アイルランド政府産業開発庁(IDA Ireland)は企業誘致を活発に展開している。その企業技術部門のシニアVP(バイスプレジデント)であるAnne-Marie Tierney Le-Roux(アンマリー・ティアニー・レルー)氏(図1)がセミコン・ジャパン2024に来日、話を聞いた。 [→続きを読む]