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長見晃の海外トピックス

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AIブームの中の年明け、持越し懸案多々、年末年始の半導体関連の動き

AIブームの中の年明け、持越し懸案多々、年末年始の半導体関連の動き

新しい年、2026年を迎えたが、AI(人工知能)への期待からニューヨーク株式市場でも半導体関連株価が押し上げられて始まっている。半導体関連業界の2025年総括そして2026年の見方があらわされているが、ここでもAIに覆われてブームに乗った大幅な成長が見込まれる一方で、先行きに慎重な見方もあらわれている。昨年から持ち越される懸案が多く、AIブームによるメモリ半導体をはじめとする価格高騰があり、ほかにNvidia1強阻止に向けたIT大手の取り組み、中国の半導体自立化、そしてAI半導体の逼迫、と刻刻の推移に目が離せない状況が続いている。米中摩擦も、政治面のみならず半導体関連でも駆け引きの動きがこの年末年始に引き続き見られている。 [→続きを読む]

引き続くAIブームで急増、米中摩擦&規制で揺れた半導体市場:2025年

引き続くAIブームで急増、米中摩擦&規制で揺れた半導体市場:2025年

2025年も残りわずか、半導体関連の動きを振り返ってみる。AI関連需要が大きく引っ張って、2024年は後半に$50 billion台高水準の月間世界半導体販売高が続いて年間販売高が最高を更新したが、2025年は3月から販売高前月比増加が続くとともに、度を高めて10月には$70 billion台に達し、1-10月販売高累計がすでに2024年の年間販売高に並ぶ水準である。AIに非常に強く引っ張られる、従来とは大きく異なる様相を、2024年に続いて一層呈している市場模様である。NvidiaおよびTSMCが引っ張って、他のプレイヤーが追う構図も引き続いている。米国トランプ政権の関税、規制、中国の応酬など、地政学的リスク要因で揺れ動いたこの1年でもある。 [→続きを読む]

AIブームの一方の様々な懸念の中で見られる市況インパクト、各社連携

AIブームの一方の様々な懸念の中で見られる市況インパクト、各社連携

AI(人工知能)ブームに乗って巨額の投資が打ち上げられる一方、先々の利益回収を巡ってAIデータセンターの一部の完成が遅れるとの観測が伝えられると市場が敏感に反応するといった懸念含みの動きがあらわれている。AIの熱い活況に覆われて、いまとなっては伝統的なパソコン、スマホをはじめとする半導体市場も戻りが鈍く、メモリ半導体市場もAI向けに生産が集中してそれ以外の価格が高騰して、パソコンやスマホの値上げにつながる動きが顕在化している。AIの今後の進展に向けた半導体関連各社の連携も見られてきている。本年、2025年を締め括るタイミングとなるが、3月以降に上げ足をだんだん早めている半導体販売高は、AIブームの今後にかかる現時点である。 [→続きを読む]

米国政府のAI半導体対中輸出許可に対する波紋、中国の国産品推奨等

米国政府のAI半導体対中輸出許可に対する波紋、中国の国産品推奨等

AI(人工知能)半導体への期待の熱気と過熱懸念が入り混じる市場の空気が続くなか、今週はじめに米国のトランプ大統領がNvidiaの最上位に続く性能のAI半導体、「H200」の中国への販売を許可し、地政学およびビジネス絡み合ったさまざまな波紋&動きを生じている。米国内では、中国に利するのみと反発の声が上がる一方、中国では米国品に頼らず、国産品を推奨する動きが見られている。Nvidiaがほぼ席巻しているAI半導体であり、中国では密輸でNvidia品入手の動きも伝えられて、中国国内では先端品への要求の強さがうかがえている。Nvidiaも、「H200」の生産増強の動きが今週末にあって、中国に向けたビジネス対応に余念なしの様相、今後の推移に注目である。 [→続きを読む]

世界半導体販売高、1−10月累計が最高の2024年並みに;AI地殻変動

世界半導体販売高、1−10月累計が最高の2024年並みに;AI地殻変動

米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体販売高が発表され、この10月について$72.7 billionと、また新たな大台を突破、月次最高を更新している。本年の1月から10月までの販売高累計が、史上最高を記録した昨年、2024年の販売高とほぼ並んで、2025年は11月および12月を加えて大幅な最高更新となる。WSTSの秋季予測でも、2026年の世界半導体販売高が$975.4 billionと、大幅な上方修正で、$1 trillionの大台にも迫る読みとなっている。AI(人工知能)の過熱気味の活況が引っ張って、従来の半導体市場の見方に覆いかぶさる格好であるが、AIの今後への慎重&警戒論が付きまとって、地殻変動の様相が多々あらわれる現状である。 [→続きを読む]

AI半導体、Nvidia1強に分け入る巨大IT各社、とりわけTPUsの脅威

AI半導体、Nvidia1強に分け入る巨大IT各社、とりわけTPUsの脅威

米国は感謝祭(11月27日)の週であるが、今週前半にかけてもAI(人工知能)関連の熱気が引き続いており、特にAI半導体の取り組みの動きが見られている。Nvidiaが圧倒的に引っ張っている現状に対して、巨大ITのGAFAMはじめ、それぞれにカスタム化を図って、割って入ろうとする様相である。中でも注目は、Metaが2027年に自社のデータセンターでGoogleのテンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)の採用を検討している、との報道である。 Nvidiaにとっては看過できない動きであり、TPUsは1世代後れていると反論している。少し目を離すと一変のAI関連の動きであり、関連プレイヤーのAI半導体の今に以下注目する一方、当面随時更新を要する情勢である。 [→続きを読む]

Nvidia四半期決算&予測、AI過熱警戒&懐疑残存、発表前後の動きから

Nvidia四半期決算&予測、AI過熱警戒&懐疑残存、発表前後の動きから

AI(人工知能)の熱い活況の中、過熱を警戒し、いつまでどこまで続くのか、続き得るのかと疑う市場空気が漂うという状況が続いている。今週は、AI半導体を圧倒的に引っ張って現下のAI市況を主導している米国・Nvidiaの直近8〜10月第三四半期の決算発表が行われて、注目を一手に集めている様相である。その業績結果は過去最高を記録し、次の四半期もさらに伸びる予測が示されて、AI活況継続の先行きを思わせる内容であるが、市場は慎重な見方が相まって、Nvidiaの株価が今週末下げて締める見え方となっている。一方、第三四半期の半導体販売高ランキングでは、Nvidiaが2位に2倍以上の差をつけるデータもあらわされている現時点であり、引き続き注目である。 [→続きを読む]

AI半導体を巡って続く超大型アプローチ、強気の読み、波紋の動き他

AI半導体を巡って続く超大型アプローチ、強気の読み、波紋の動き他

AI(人工知能)過熱の勢いが続いており、倫理面など規制を求める声にとどまらず、経済的な先行きへの懸念が並行している現状を受け止めている。AI半導体に注目すると、インフラ契約を確保しているOpenAI、AIロボット向け半導体に取り組むTeslaはじめ、巨額の投資によるアプローチがあらわされている。先行するNvidiaに次いで、AI半導体の具体的な製品を擁するAMDは、現下の熱い活況の市場を受けて、今後3〜5年間で売上高が年間35%増加すると強気の予測をあらわしている。そのほか、AIの過熱の一方の懸念による波紋の動きが、関連各社のマネジメント、AI半導体の取り組み、そしてメモリ半導体価格の高騰の可能性、など拡がりの様相を呈している。 [→続きを読む]

またも大幅な月次最高更新、9月半導体販売高、熱いAI活況に潜む懸念

またも大幅な月次最高更新、9月半導体販売高、熱いAI活況に潜む懸念

米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高が発表され、この9月について$69.5 billionと、8月の$64.9 billionから7.0%と大幅増加、6月のほぼ$60.0 billionからの駆け上がりの見え方である。AI(人工知能)関連需要が牽引する増勢が、2024年以降この販売高にあらわれているが、ここ数ヶ月度合いを高めている。今回、四半期販売高もあらわされて、7-9月四半期が4-6月四半期に対して15.8%増と、1-3月四半期から4-6月四半期への7.8%増に比べても、増勢の高まりがあらわれている。このように熱いAI活況に煽られる一方、倫理性、信頼性などAIに付きまとう懸念での先行きの不安定性が取り沙汰される面も引き続いている。 [→続きを読む]

AIブーム、熱い活況&戦略的取り組み、Nvidia、SK Hynix、Qualcomm

AIブーム、熱い活況&戦略的取り組み、Nvidia、SK Hynix、Qualcomm

週単位で見ても激しく状況が変化しているAI(人工知能)関連のこのところの動きであり、半導体の視点でも注目せざるを得ないところである。米国の巨大IT企業、GAFAMが、スタンスの違いがありながら、直近7−9月四半期で過去最高の設備投資を行って、AIの熱気をさらに焚きつけており、半導体関連株価にもあらわれている通りである。AI半導体について各社の戦略的取り組みが見られて、牽引するNvidiaはSamsungはじめ韓国との連携、高帯域幅メモリ(HBM)を主導するSK HynixはAI NANDのアプローチを披露、そしてスマホなど通信用半導体のQualcommはAIアクセラレータに取り組んでいくとしている。AIの熱気いつまでと、慎重論併存の中、引き続きの注目である。 [→続きを読む]

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