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今年を見る「半導体市場レポート2016年1月版」を発行

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今年の半導体市場はどうなるか。半導体チップそのものの市場、それを使う電子機器メーカーの動向、電子機器を使う企業・個人・社会の動向、半導体市場に直接関係する製造装置・材料の動向、こういったさまざまなレイヤーの動向が関係する。セミコンポータルは、最新動向を取材・執筆、「半導体市場レポート」を年に2回発行している。今回は「半導体市場レポート2016年1月版」(図)としてこの1月に編纂した。

図 「半導体市場レポート2016年1月版」表紙

図 「半導体市場レポート2016年1月版」表紙


最近の半導体産業が5年前と比べて最も顕著な違いは何か。半導体のけん引する応用は、これまで単体の電子機器だった。だからキラーアプリと称するゲーム機やパソコン、テレビ、携帯電話、スマートフォンなど単体の電子機器を、半導体メーカーは求めた。かつて、トラックドライバー同士が情報交換するためのトランシーバがキラーアプリだった頃もある。従来のキラーアプリは、単体の電子機器が全てだった。

ところが今は全く違う。今後の活躍が期待されるIoTにその差がわかる。IoT単体を考えては、もはや売れるものも売れなくなる。IoTはシステムである。インターネットとつながった端末機器、あるいはセンサ機器であるが、IoTの目的はネットとつなげることではない。IoTシステムの将来性をIT、ソフトウエア、サービス、さまざまな業種が関心を寄せるのは、自らの生産性を上げたり、店舗の売り上げを上げたり、新規顧客の獲得や既存顧客のつなぎとめること、などのためだ。システムのインターネットとつなげることが目的だと勘違いしていると本質は見えない。インターネットとの接続は単なる手段にすぎないのである。だから、「つないでどうするの?」に答えられなければ、IoTは絵に描いた餅に留まってしまう。

目的を知ることが実はIoTシステムの本質につながる。そこにIoTのマーケットがある。しかしこのマーケットはこれまでの単体機器とは違い、プレイヤーは1社ではない。さまざまなプレイヤーがそれぞれの得意な役割を持ち、IoT全体のエコシステムを構成していく。そして利用者は、ビジネス上のさまざまなメリットを受け取っていく。

IoTシステムを理解すれば、半導体メーカーにとって、IoT端末だけではなく、ゲートウェイ用のエッジコンピューティング、クラウドサービスを直接実行するためのチップ、サーバー用のプロセッサ、サーバーストレージ用のNANDフラッシュなど様々な半導体の需要を知ることになる。さて、「わが社はどの半導体を中心に設計するか」は各社各様である。自社の得意な分野の得意な技術で他社に負けない製品を作ればよい。それもユーザーからの声をまとめ、最大公約数を求めプラットフォームを設計する。カスタマイズはソフトウエアでも、ハードウエア(FPGA)でもよい。

IoTの動向から2016年以降の半導体市場を見てもよい。要は、システムを知ることが半導体市場動向を知るための最も早道となる。逆にシステムがわからなければ、五里霧中の「キラーアプリは何か」から抜け出せない。

「半導体市場レポート2016年1月版」は、システム動向から説き起こした調査レポートである。分量は20ページを超えている。さまざまな調査機関の見通しや考え方などを紹介しているが、調査機関が何を主な仮定として予測を導き出しているかを読むことも、重要な要素である。このレポートは電子ファイルで提供するため、できるだけ参考資料にリンクを張り、いつでも元ネタをアクセスできるようにした。

レポートの構成は以下の通り:
1. 踊り場に来た
2. 2016年の市場ドライバは?
3. 2016年の期待すべき半導体は?
4. 低成長時代を生き抜く
5. 低成長時代に開発すべき市場と技術
6. 設備投資は昨年を上回るか
7. 参考資料(20件)

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